REPORT
パーティレポート
春の訪れを感じる夢舞台と幸せのバルーンリリース
5月の淡路島は、新緑がいちばん濃くなる季節。コンクリートの壁に並んだドレスとタキシードから、
おふたりの一日が静かに始まりました。安藤忠雄氏が設計した「海の教会」で交わされたのは、
華やかさよりも、ご家族への感謝が伝わる誓い。生演奏のバイオリンが響くなか、
お父様と歩いたバージンロード、新郎が読み上げた言葉、そしてカリヨンの鐘の下での
フラワーシャワー。おふたりとゲストの距離がずっと近いままの、あたたかな一日をご紹介します。
PREPARATION
新緑の淡路島で、ふたりの一日が静かに始まる

神戸から車で約30分、大阪からは約60分。橋を渡ってたどり着く淡路夢舞台は、
5月の光を浴びて緑がいちばん深くなる時期を迎えていました。
「パスポートのいらないリゾート」と呼ばれるこの場所で、おふたりの一日が始まります。

打ち放しのコンクリートの壁に、ウエディングドレスとタキシードが並びます。
何も足さない壁だからこそ、二着のシルエットがくっきりと浮かび上がる。
安藤建築のこの余白が、グランドニッコー淡路でしか撮れない一枚をつくってくれます。

支度室では、最後の仕上げが進みます。ティアラ、パールのネックレス、そしてベール。
鏡の前で少しずつ花嫁の姿になっていく時間は、一日のなかでもいちばん静かな時間です。

同じころ、新郎はカフスを留めていました。
これから始まる一日を静かに待っておられるようでした。

ふたつの指輪は、ふたりが大切に選ばれたもの。
鮮やかなツツジの花びらの上に並べると、春の淡路島そのものが背景になりました。
挙式|光の十字架に見守られ、ご家族の前で交わした誓い

海の教会は、外の景色が一切見えない設計です。意識が向かう先は、
天井のスリットから落ちる一条の光と、壁に浮かび上がる光の十字架だけ。
扉が開き、新郎がひとり、ゲストの視線のなかを歩いていきます。

扉の向こうでは、お父様が花嫁の隣に立っていました。
ベール越しの横顔と、言葉を交わすお父様。

挙式のあいだ、空間には生演奏が流れていました。
コンクリートに囲まれた高い天井は、音がゆっくりと広がっていく場所。
録音された音楽とは違う、その場でしか生まれない響きがおふたりを包みます。

正面の壁に浮かぶ、大きな光の十字架。まるで海の底にいるような天井からの光。
ご家族とご友人に囲まれて、おふたりはその光の前に立ちました。

挙式をおひらきしたら、そこは一転して青空の下。
水の音を立てる噴水と、向こうにそびえるカリヨンの鐘。
拍手に迎えられながら、おふたりはゲストのあいだを歩いていきます。

カリヨンの鐘の真下で、一斉に舞い上がる花びら。
スマートフォンを構える方、拍手を送る方、笑顔で手を伸ばす方。おふたりを見送っていました。
全員がひとつの輪の内側にいる——この距離感こそが、おふたりが望んだ一日でした。
披露宴|淡路の海の幸を積み上げた、おふたりらしいおもてなし

会場に運ばれてきたのは、ウエディングケーキではなく3段の「海鮮ケーキ」。
サーモン、鯛、マグロ、エビを一段ずつ重ね、エディブルフラワーで飾った一台です。
海に囲まれた淡路島だからこそ。土地ならではのおもてなし。
運ばれてきた瞬間の、ゲストの表情もびっくりされておられました。

ケーキ入刀のかわりは、海鮮ケーキのファーストバイト。
おふたりの手で、いくら粒がケーキの上に降りていきます。
決まりきった進行をなぞらず、自分たちが楽しいと思える形に置き換える。
おふたりの発想がいちばん表れた演出でした。

カラードレスに着替えた花嫁さまを中心に、ゲスト全員が輪をつくります。
選ばれたバルーンが一斉に手を離れ、同じ空を見上げました。

全員で見上げた空はとても印象的でした。
本当におめでとうございます!
またいつでも、淡路島へ帰ってきてくださいね。


パーティー詳細
- シーズン
- Spring
- スタイル
- スタイリッシュ/エレガント/リゾート/ガーデン
- 人数
- 41〜100名
- チャペル
- 海の教会
- パーティ会場
- チェルレオ

